🩺犬猫の腎臓病の初期症状とは?水を飲む量が増えたら注意したい腎臓と腸の関係
HEUREUXコラム
犬猫の腎臓病の初期症状とは?
水を飲む量が増えたら
注意したい腎臓と腸の関係
「なんとなく元気がない」は、腎臓からのSOSかもしれません。
腎臓は“沈黙の臓器”とも呼ばれ、症状が現れたときにはすでに進行していることも。
早く気づき、正しく向き合うことが、愛する子の未来を守る第一歩です。
“早期の気づき”と“毎日のケア”
01 腎臓の役割とは?
腎臓は体の「フィルター」。血液をろ過し、老廃物や余分な水分を尿として排出する、とても重要な臓器です。
- 老廃物を体の外へ出す
- 水分・ミネラルバランスを調整する
- 血圧をコントロールする
- 赤血球をつくるホルモンを出す
- ビタミンDを活性化する
02 犬猫の腎臓病で見られる初期症状
Pathophysiology of Polyuria and Polydipsia in Canine and Feline Chronic Kidney Disease
(訳:犬猫の慢性腎臓病における多尿および多飲の病態生理学)
Journal of Veterinary Internal Medicine
腎臓の機能が落ちると、おしっこをギューッと濃縮する能力(尿濃縮能)が最初に失われます。そのため、水分を体内に保持できず、薄いおしっこが大量に出てしまいます(多尿)。
体はまたたく間に脱水状態になるため、それを補おうとして今度は「喉が渇き、大量の水を飲む」ようになります(多飲)。
つまり、「おしっこが増えるのが先で、それを補うために水を飲む量が増える」という、腎機能低下の絶対的な初期サインであることが証明されています。
「最近よくお水を飲むな、おしっこの量が増えたな」というのは、実は喉が渇いているからではなく、弱った腎臓がお水を体内にキープできず、ザル状態でおしっこを垂れ流してしまっている(脱水している)サインなのです。 腎臓のフィルターが悲鳴を上げ、必死に水分を求めているSOSだからこそ、「よく飲むのは元気な証拠」と見逃さず、すぐに向き合ってあげることが重要です。
腎臓は「予備能力が高い臓器」のため、初期は症状が出にくいのが特徴です。次のような変化が見られたら要注意です。
- 水を飲む量が増えた
- おしっこの回数や量が増えた
- 食欲が落ちた
- 体重が減った
-
元気がなくなった
03 動物病院へ行くべきサイン
- 急激な体重減少
- 食欲不振が2〜3日以上続く
- 嘔吐や下痢を繰り返す
- おしっこ量が極端に増えた、または出にくそう
- ぐったりして元気がない
04 腎臓病は治るの?
急性腎障害は適切な治療で回復することもありますが、慢性腎臓病(CKD)は進行性の病気です。
進行をゆるやかにできる
生活の質を維持できる
健康寿命を延ばせる
05 健康診断でよく見る腎臓の数値とは?
Symmetric dimethylarginine (SDMA) increases earlier than serum creatinine in dogs and cats with chronic kidney disease (訳:慢性腎臓病の犬猫において、対称性ジメチルアルギニン(SDMA)は血清クレアチニンよりも早期に上昇する)
Journal of Veterinary Internal Medicine
従来の代表的な数値である「クレアチニン(Cre)」は、腎臓の機能が約75%(4分の3)も壊れてからでないと数値が上がらないという致命的な弱点がありました。しかし、新しい指標である「SDMA」は、腎機能がわずか25〜40%(4分の1)失われた段階でいち早く数値を上昇させることが証明されました。これにより、犬猫の慢性腎臓病の発見が数ヶ月〜数年単位で早まるようになりました。
腎臓は“沈黙の臓器”であり、従来の血液検査(クレアチニン)で異常が見つかった時には、すでに腎臓の4分の3が壊れてしまっている後手後手の状態です。
だからこそ現在の健康診断では、腎臓がほんの少し(4分の1)傷ついた段階でいち早くSOSを検出できる「SDMA」という最新の数値をチェックすることが、初期の段階で病気のドミノを食い止めるための強力な武器になります。
| 検査項目 | 意味 |
|---|---|
| SDMA | 早期の腎機能低下を検出できる新しい指標 |
| クレアチニン(Cre) | 腎臓の老廃物排泄能力を示す代表的な数値 |
| BUN(尿素窒素) | たんぱく質の代謝で生じる老廃物の指標 |
| リン(P) | 腎臓の機能が低下すると上昇しやすい |
| 尿比重(USG) |
尿の濃さを示し、腎臓の濃縮能力を評価 |
06 腎臓病のステージ(IRISステージ)
腎機能
正常〜軽度低下
軽度〜中程度
低下
中程度〜重度
低下
重度低下
末期に近い状態
07 腎臓と腸は深くつながっている
近年の研究で、腸内環境の悪化が腎臓に悪影響を与えることが分かっています。
HEUREUXの「体内循環商品設計」の核となる、世界的に最も有名な論文です。
The gut-kidney axis: changes in chimerical properties of the gut microbiota in chronic kidney disease.
(訳:腸腎軸:慢性腎臓病における腸内細菌叢の化学的性質の変化)
Current Opinion in Nephrology and Hypertension
腎臓のフィルター機能が落ちると、本来おしっこから排出されるべき老廃物(尿素など)が血液中に溢れ、それが腸に流れ込みます。すると腸内がアルカリ性に傾き、悪玉菌が爆発的に増殖します。この悪玉菌たちが「インドキシル硫酸」などの強烈な毒素(尿毒症物質)を作り出し、それが再び腸壁から吸収されて血液に入り、さらに腎臓の細胞を破壊していくという「恐怖の悪循環(負のループ)」を巻き起こすメカニズムを証明した論文です。
↓
血液を通じて全身へ
↓
腎臓に負担がかかる
これが「腸腎相関(Gut-Kidney Axis)」です。腸内環境を整えることは、腎臓を守ることにもつながります。
なぜ、腎臓病のケアでお腹(腸)を整える必要があるのでしょうか?
最新の科学では、「腸内環境の乱れが、腎臓を直接攻撃する」という驚きの事実が明らかになっています。 腎臓の働きが弱まると、血液に溜まった老廃物が腸を汚し、悪玉菌を増やします。その悪玉菌が放つ毒素が、再び血液に乗って腎臓をさらに痛めつけるという、お互いの足を引っ張り合う「負のループ」が始まってしまうのです。
だからこそHEUREUXでは、弱りやすい犬猫の腎臓を守るために、まずお腹からアプローチする『ペロペロミルクPRO800』をお届けしています。19種約800億の乳酸菌によって腸内の「善玉菌」を優位に保ち、悪玉菌による毒素の発生を根本からブロックすること。そして、キレイなお水でお腹を満たして、清らかな血流のめぐりをサポートすること。 この「体内循環の土台づくり」こそが、フィルター(腎臓)への負担を優しく減らし、愛する子の穏やかで健やかな未来を長く守り続けるための一番の近道なのです。
08 毎日できる腎臓ケアのポイント
- 水分をしっかりとる
- 体重を適正に保つ
- 良質な食事を選ぶ
- 適度な運動で筋力を維持
- ストレスをためない
09 HEUREUXの考え方
私たちは「体はすべてつながっている」と考えます。腸・腎臓・免疫・栄養吸収は、正しい循環でつながり、バランスを保っています。
体のフィルター
栄養吸収・免疫の要
体を守る力
腸内環境を整えることが、腎臓の健康、そして全身の健康につながるのです。
10 大切な家族の未来のために
腎臓病は、早期に気づき、正しくケアすることで、進行をゆるやかにし、穏やかな時間を長く保つことができます。
気づくこと
ケアすること
それが、いちばんの愛情です。










