犬猫の魚油サプリは製法で選ぶ|EPA・DHAの健康効果と酸化リスク
【飼い主様用(ヒト用) 近日予約開始】
※脳・神経・免疫など高次生命の理解をするために、関西大学にてマウスをモデルとし実験研究を行ないました。癌、認知症、生活習慣病などの発症解明や治療法の開発にもモデル実験研究が必要であり、培養実験だけでは測定できない高血圧の治療効果なども行なえるマウス実験は明確な結果が出ます。
HEUREUX(ウゥル)の"ぷりなーま"を6ヶ月間朝晩与え続けたマウスによる実験研究データ結果(2022年~2023年)を、東京大学医学部大学院博士課程卒 伊藤医学博士に解説頂きました。
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我々人間が、
● 最近、肌があれやすくて困っている
● なんとなく年のせいか疲れやすい気がする
● 年とともに健康診断でコレステロールを指摘されるようになった
● なんとなく集中力に欠ける
等と感じてきた。これは医療界では「良い油」不足と言われます。
実は、油というと抵抗を感じる方も多いのですが、油にも「飽和脂肪酸」と呼ばれる悪い油と「不飽和脂肪酸」と呼ばれる「いい油」の2種類に分かれています。
中でも、オリーブオイルやアマニ油と並び、魚油も「いい油」の代表です。魚油も「非加熱抽出製法」や「低温抽出製法」「高温煮出し抽出製法」など、様々な抽出方法があるのです。
この記事では、魚油の健康効果と抽出方法による違いの検証結果をわかりやすく説明していきます。
まず先に、
魚の栄養分はなぜ健康によいのか?を説明します。
魚の健康への恩恵は、その主成分であるEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)によるものです。これらはn-3系脂肪酸、またはオメガ3脂肪酸とも呼ばれ、体内ではほとんど生成されないため、食事から摂取する必要があります。
EPAとDHAは、心血管系の健康を維持するために非常に有効です。血液をサラサラにしたり、血栓の予防や血流を改善したりすることで、心筋梗塞や脳卒中のリスクを抑えることができます。
また、EPAとDHAは悪玉コレステロールと中性脂肪を低下させ、善玉コレステロールを上昇させることで、動脈硬化を予防します。なので、健康診断でコレステロールを指摘されていたら、むしろ「良い油」を積極的に取るべきなんですね。
さらに、EPAとDHAには抗炎症作用があり、体内の炎症反応を抑制します。これは、アレルギーや自己免疫疾患の予防に役立つと考えられています。また、認知症の予防や、視力の維持にも役立つとされています。
さらに、EPAとDHAはがん予防の効果も示唆されています。これらの脂肪酸は、がん細胞の増殖を抑制し、正常な細胞の機能を保つことが研究で示されています。
こうしたことから、適量を摂取すれば魚油は非常に多くの健康効果があるといえます。
しかしながら、魚油の「製造過程」や「調理方法」に気を配る必要があります。
(参照:厚生労働省「オメガ3脂肪酸について知っておくべき7つのこと 7 Things To Know About Omega-3 Fatty Acids) (参照:Global Academic Journal of Medical Sciences 「Study of Role of Fish Oil in Human Health 」Wahied Khawar Balwan et.al. DOI: 10.36348/gajms.2021.v03i01.002 )
加熱や調理で魚栄養素の効果が半減や毒化することも
実は、魚栄養素の主成分であるDHAとEPAは非常にデリケートな成分。調理方法によって大きく異なります。特に低温でも加熱することで先に述べた「様々な健康パワー」が失われてしまうのです。
例えば、ある研究結果では「グリル焼き」や「フライパン焼き」の場合、中心部温度が75℃まで加熱した際のEPAとDHAの残存率は、それぞれ約92%、87%(グリル焼き)と80%、85%(フライパン焼き)となっています。これは、加熱した調理方法により、魚肉から溶け出した脂肪が抜け落ちてしまうからですね。
さらに、「揚げ料理」の場合、EPAとDHAの残存率は中心部温度が75℃まで加熱した際にはそれぞれ51%、58%まで下がります。揚げ調理では、揚げ油への物理的な移行による損失が大きいとされていますね。
温度によって栄養価が大きく変わり、非加熱のものと同等の栄養価を摂ろうと思うと、何倍も食べなければなりませんね。ただ、そこにも落とし穴で、高温加熱品や精製品を多く摂れば癌になる可能性も秘めているということです。
魚の栄養素を取るにはなるべく「加熱しない方法」で調理されたものの方が望ましいことがわかります。
(参照:日本脂質栄養学会「魚の加熱調理では、DHAやEPAがどれくらい減るか?」)
「非加熱抽出製法」魚の栄養素による健康パワーは?
では、非加熱抽出製法による魚油は本当に健康によいのでしょうか?
結論からいうと、非加熱抽出法による魚油はその健康効果がラット実験により検証され認められました。
いくつか例をあげて説明しましょう。
① 「非加熱抽出法」による魚油は免疫力アップにつながる可能性がある
例えば、非加熱抽出法で抽出された「魚油」が体機能の様々な免疫系、つまり病気から体を守る力にどのような影響を与えるかを調べた実験。
この実験では、マウスに特定の薬を使って、体の免疫力をわざと下げました。その後、そのマウスにマグロのある部位から抽出した油(非加熱魚油)を食べさせて、体の免疫力がどれくらい回復するかを見ました。
結果、非加熱魚油を食べたマウスは、免疫力が早く回復することがわかりました。特に2.0%食べたマウスは、免疫力が2倍早く回復したのです。
この実験から、マグロの特定部位の油(非加熱製法)が体の免疫力アップにつながる可能性があると実証されています。
(協力:関西大学「免疫増強作用確認実験」)
② 「非加熱抽出法」による魚油はアレルギーにも良い効果
また別の実験では非加熱魚油がアレルギーにどんな影響をするかを調べるために、マウスを使って実験を行いました。
まず、マウスに非加熱魚油を食べさせ、その後、アレルギーを起こす可能性があるタンパク質をマウスに与えました。
すると、非加熱魚油を食べたマウスの血液中の抗体(アレルギー反応を見るための指標)の量が、食べさせなかったマウスよりも少なかったのです。
以上から、魚油といえばダイエットやコレステロールを下げることばかり目がいきがちですが、非加熱魚油を食べることで、アレルギー反応を抑える可能性がありますね。
(協力:関西大学「離乳直後マウスアレルギー」)
② 「非加熱抽出法」による魚油はもちろん栄養豊富
上記の試験で使われた「非加熱魚油」は栄養面でも優れています。
有効成分として、
● EPA: 6.56g/100g以上
● DHA: 25.0g/100g以上
● DPA: 1.71g/100g以上
● 総コエンザイムQ10: 135μg/100g以上
● ビタミンD: 43.1μg/100g以上
● ビタミンE(α-トコフェロール): 32.2mg/100g以上
など、他の食材では得るのが難しい栄養成分を手軽に補給できます。いくら野菜や果物を健 康にいいからと一生懸命食べても、こうした「脂溶性ビタミン」や「不飽和脂肪酸」を中心とした健康成分は手に入れることができません。
◆ HEUREUXより補足
成分表示は商品選びの入口です。
けれど、本当に見たいのは、その数字の奥にある「素材の状態」と「作り方」です。
食品やペットフードを選ぶとき、裏面の「成分表示」は大切な確認ポイントです。
ただし、数字だけで品質のすべてを判断できるわけではありません。
人用の加工食品では、栄養成分表示が義務づけられています。一方で、その表示値は必ずしも毎回の製品分析だけで決まるものではなく、分析値・計算値・合理的な推定値などが用いられる場合があります。推定値を使用する場合には、「推定値」や「この表示値は、目安です。」といった表記や、根拠資料の保管が求められます。
ペットフードの場合は、人用食品の「栄養成分表示」とは異なり、たんぱく質・脂質・粗繊維・灰分・水分などの「成分/保証分析値」が表示されます。たんぱく質・脂質は「以上」、粗繊維・灰分・水分は「以下」といった形で表示されるのが一般的です。
ここで大切なのは、表示されている数値だけでなく、その商品がどのような原材料を使い、どのような製法で作られているかを見ることです。
たとえば、同じレモンを使った商品でも、搾汁、裏ごし、加熱、濃縮、充填などの工程を経ることで、素材そのものとは状態が変わります。魚油も同様に、抽出方法、加熱の有無、空気や光との接触、保存状態によって品質が変わります。
特に油は、酸素・光・熱の影響を受けやすい素材です。油脂は空気や高温、光などによって酸化が進み、風味の劣化や品質低下につながります。日本食品分析センターの資料でも、油脂の劣化を防ぐポイントとして、酸素を減らすこと、高温を避けること、光を遮断することなどが挙げられています。
つまり、健康を考えて商品を選ぶときは、裏面の成分表示だけでなく、次の点も確認することが大切です。
1、どのような原材料を使っているか
2、どのような製法で作られているか
3、加熱・酸化・光・空気への配慮があるか
4、開封後の保存方法まで考えられているか
特に、魚油や脂質を多く含む商品では、遮光性のある容器、空気に触れにくい形状、開封後の保管方法が重要です。遮光瓶や、スポイド式など開口部が小さい容器は、光や空気との接触を抑えるうえで望ましい形状と考えられます。
HEUREUXでは、単に成分表の数字だけを見るのではなく、原材料・製法・保存性まで含めて、体に届く品質を考えることを大切にしています。
非加熱抽出法による魚油は安全性は?
しかし、気になるのは「安全性」ですよね。実際、加熱しないでも魚油の安全性は確認されているのでしょうか。
実は、こちらも実験から確認されています。
動物実験では、ラットを用いた安全性を確認する試験では、今回の魚油が体にどのような影響を与えるかを調べるために、ラット(ネズミの一種)を使った実験を行いました。そしてこの魚油を食べさせたラットと、食べさせていないラットの2つのグループを比較しました。
結果、この魚油を食べたラットの体の各部位(肝臓、腎臓、心臓など)の大きさや重さ、血液中のさまざまな成分(脂肪など)の量は、食べていないラットとほとんど変わらなかったのです。
ここから、この魚油がラットの体に悪影響を与えていないことがわかります。
また、この魚油を食べたラットの体重も、食べていないラットと比べて特に変わらなかったことから、この魚油が体重に悪影響を与えることもないことがわかりました。
この研究結果から、魚油は体に悪影響を与えることなく、安全に摂取できる可能性が高いといえるでしょう。
もちろん、成分上でも「安全」であることはチェックされています。
● トランス脂肪酸: 0
● 重金属(Pbとして): 検出せず
● 総水銀: 検出せず
● ヒ素: 2.0ppm以下
● PCBs: 0.001pm以下
など有害成分も検出されていませんし、「大腸菌」「黄色ブドウ球菌」「サルモネラ」「腸炎ビブリオ」「カビ」などは全て検出されていません。
また非加熱の魚油は原料として人間用・動物用の両方製造をされており、製造工場も認可を取り安全性が確認されています。
ただし、「どうしても加熱しないと心配」という方は栄養分は損なわれるものの、加熱していてもある程度の効果は期待できますので、製造方法をどちらにするか含めてよく判断して決めていただくとよいでしょう
(協力:関西大学「非加熱規格書」) (協力:関西大学「急性毒性」)
まとめ ~魚油の健康効果と加工方法について~
魚油の魅力、わかっていただけましたか?まとめると次のようになります。
● 魚油は、魚の栄養素をそのまま保つ: 魚油は不飽和脂肪酸や脂溶性ビタミンが豊富であるため、さまざまな健康効果が期待できます。非加熱抽出法では、魚油に含まれる重要な栄養素(EPAやDHAなど)が壊れることがないとされています。
● 非加熱抽出法の魚油で検証されている健康効果: 非加熱抽出法で抽出された魚油は、血液をサラサラにする効果や、心臓病の予防、アレルギー反応の抑制、免疫力の向上など、さまざまな健康効果が動物実験により検証されています。
● 非加熱抽出法の魚油は、安全性もある程度確認されている: 非加熱抽出法で抽出された魚油は、動物実験はじめ安全性は確認されており、人や動物向けにも製造されており、現時点で有害事象は確認されていません。
血液をサラサラにし、心臓病を予防し、さらにはアレルギー反応まで抑制する力を持つこの魚油は、非常に素晴らしい健康効果を持っていると言えますね。
天然魚油は、人間にとっても、ペット(犬)にとっても、健康への働きを助けてくれる可能性があります。
伊藤大介 医学博士
東京大学医学部 医学科 卒業、東京大学大学院 博士課程 卒業。
現在、診療の他、エビデンスに基づく医療情報を発信。 内科疾患、生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症)、アレルギー疾患に加えアトピー含む皮膚トラブル全般。
※ 私は医療プロバイダーとして、魚油に関する情報を提供します。しかし、これらの情報は一般的な情報であり、特定の個々の健康状態に対して直接的な助言を意味するものではありません。あくまで参考の一部としてこれらの情報を活用してください。
※ 魚油サプリメントの使用は、個々の健康状態、年齢、性別、遺伝的な傾向、同時に服用する他の薬物などによって、その影響と効果が大きく変わる可能性があります。
したがって、私が提供する情報に基づいてサプリメントを購入または使用することについての責任は、全て利用者自身にあります。特定のサプリメントの使用を検討している場合は、必ず医療専門家に相談し、その指導にしたがってください。
※ 私は、この情報によって発生したいかなる健康問題やその他の問題についても責任を負いかねます。あくまで自身の健康に対する決定は、適切な医療専門家との相談の上で行っていただきますようお願いいたします。










